What’s New !

新着情報

 

ファゴット

ファゴット(伊: fagotto)は、木管楽器の一つで、オーボエと同様に上下に組み合わされた2枚のリードによって音を出すダブルリード式である(複簧管楽器)。低音部を担当する。英語に従い、バスーン、またはバズーンともいう。実音で記譜される。 目次 [非表示] * 1 構造 * 2 音域 * 3 特徴 * 4 種類 * 5 呼称 * 6 位置付け * 7 主なファゴットメーカー * 8 著名なファゴット奏者 * 9 ファゴットのために書かれた作品 * 10 ファゴットの印象的な作品 * 11 呼称に関する諸注意 構造 [編集] 通常、次の4つの部分から成る。 (「5ピースモデル」(別名 ジェントルマンシステム)という、コンパクトに収納できるモデルもある。吹奏感にも若干の違いがあるとされる。) * ベルジョイント * テナージョイント * ロングジョイント * ダブルジョイント その他、ボーカル、ハンドレストなどの要素で構成され、吹奏時にはこれらを組み立てて使う(ハンドレストが金属製で、本体と一体型になっているものもある。)。完成後の高さは135cm前後となる(実際は長い管を二つ折りにした構造の楽器の為、総延長は約260cmにもなる)。 ベルジョイントの先端部は、「ジャーマンベル」と「フレンチベル」という、大きく分けて2種類のベル形状が存在し、外見上の特徴となっている。尚、Infobox 楽器テンプレートにて使用したファゴット画像のベル形状は「フレンチベル」である。 音域 [編集] Bassoon-technical-bflatoctaves.ogg 音声を再生 変ロのオクターブ移動 この音声や映像がうまく視聴できない場合は、サウンド再生のヒントをご覧ください。 音域は中央ハの2オクターブ下のハのすぐ下の変ロから3オクターブ強から4オクターブ弱に及ぶ。特に最高音域はリードを噛むなどの多少特殊な奏法が要求される。 マーラーなどの楽曲に於いて、最低音の半音下のロ音が要求される事があり、対処として1オクターブ上のロ音を演奏する他に、延長管をベルに取り付けて音域を下に広げる事もある。また、ロ音が演奏できる長いベルジョイントと交換できるものもある。 近代に入り奏法や運指、リードや楽器自体の発展により演奏可能な音域が高音に広がっており、それに伴い楽曲内でもその音域を活用する動きが見られる。 多少鼻の詰まったような「ポー」という音がするのが特徴であり、長い音程間での跳躍する動きや、おどけたような表現を得意としている。また、ダブルリード楽器の一般的特徴に漏れず、高音域になるにつれて音が小さくなり、逆に低音域では音が大きくなる傾向を持つ。 特徴 [編集] 演奏時の様子 両手の指ですべての音孔を押さえるために、管を折り曲げてある。その様が薪の束(fagotto)のようであるところからイタリア語ではファゴットと名付けられた。音孔を押さえるための工夫はそれだけでなく、音孔部の管壁を厚くして、孔を斜めに開け、指が届きやすいようになっている。現在の楽器では、キー装置が発達したため、伝統的な音色を失わない程度に合理的な位置に穴を開け、キー装置をもって指の届かない孔の開閉を行っている。しかしそのためキーの数がかなり多くなり、奏者は大変な苦労をせざるを得なくなっている。 演奏時にはストラップを用い、楽器を斜めに構えて吹く。 ストラップは肩から掛けるもの、首から掛けるもの、襷状のもの、尻で敷いて楽器の底部に引っ掛けるもの(シートストラップ)などがある。 種類 [編集] 現在多く用いられているのはドイツ式の楽器であるが、フランス式の楽器もあり、フレンチ・バッソンまたはバッソンと呼ぶ。機構が単純であるため、音程が取りにくいなどの難点もあるが、音色がホルンに近く表現がより豊かであるとされる。ただ、単にキーシステムの違いというよりも奏法における違いが甚だしく、プロの奏者にとっても、実際上は全く別個の楽器と意識されているようである。なお、バッソンは音量があまり大きくないことから、ベルリオーズのように1パートに2本重ねて4管として使われることが多い。時折フランス系の作曲家のオーケストラ曲の編成で、ファゴット/バッソンのみ本数が多いことがあるのはそのためであるといわれる。 直接の先祖は「ドゥルツィアン」または「カータル」とされる。 さらに1オクターブ低い音を出す楽器にコントラファゴット(ダブルバスーン)がある。また、ファゴットの完全4度、5度、1オクターブ上の音を出すファゴッティーノ(別名 クイントファゴット または テナルーン)がある。 前者は大規模な管弦楽編成において普通に使用されるが、後者は大きな手とある程度の身長が必要であるファゴットを小さな子供が練習出来るようにするというのが主な目的であるため編成に現れることは基本的には無い。 呼称 [編集] ドイツ式のものとフランス式のものがあり、一般的にはドイツ式のものが普及、通用されており日本国内ではドイツ式の楽器をドイツ語の呼称に従い「ファゴット」、または英語の呼称の「バスーン(バズーン)」と呼び、フランス式のものをフランス語の呼称に従い「バッソン」と呼ぶ事が多い。しかし、両者の違いはオーボエに於けるオーボエとウィンナー・オーボエの差のようなものであり、あくまでもフランス語において日本語で言う「ファゴット」は「ドイツ式バッソン」であり、ドイツ語において日本語で言う「バッソン」は「フランス式ファゴット」であるため、両者の呼称による区別はあくまでも日本語内での事であると考えた方がよい。 位置付け [編集] オーケストラにあっては欠かさず用いられる楽器である。吹奏楽においても、大半の楽曲で編成に組み入れられる (尚、(金管バンドとしての)ブラスバンドにおいては用いられない)。 また、その特徴的な独特の音色から、CM・映画・テレビドラマ・アニメ・歌謡曲などのBGM・伴奏として用いられることが多々ある。

 

オススメの通販 最新ニュース